★この内容の上位ページは「着地衝撃をこなす」です。
足裏にある以下の3つのラインのどれが最初の接地に最適か?
・外側縦アーチ(小指球と踵を結ぶライン)
・内側縦アーチ(拇指球と踵を結ぶライン・土踏まず)
・前方横アーチ(拇指球と小指球を結ぶライン)
※静止中の体重を支える話とは異なる。
答え
外側縦アーチ
理由
足の構造がそれ用に設計されているから(人間の仕様)
※股関節外旋位着地での合理的性も含む
おまけ
・接地初期(股関節伸展前)の拇指球の反応はブレーキになる。(理由は下と同じ)
・拇指球は反応すると脚の筋肉が緊張して固まるが、これが接地初期(股関節伸展前)に
起きると状況変化に対応できない。(石踏んだ、バランス崩した、障害物出現等)
・小指球側での接地では、不安定であるがゆえにバランスを操れる。(急減速可能、受け身可能)
※自分は何度も小指球側の不安定性で救われた経験がある
「膝抜き」とアウトエッジ着地の関係
「着地地衝撃をこなす」為の「膝抜き」では、地面の状況に柔軟に対応できる寛大さが必要です。
そこに脚の筋肉に余計な緊張が起きる可能性があってはいけません。
この条件を満たせるのは「外側縦アーチ」だけです。
接地後の荷重移動
拇指球への移動を最後とするのが一般的ですが、自分は拇指球に触れた程度で
土踏まずを「ギュッ」とするのを最後にしています。
これに関しては「推進力を生み出す」に詳細があります。
接地時間の短縮(高速な荷重移動)
速度とは関係なく接地時間は短くすべきものです。
これに関しては「推進力を生み出す」に詳細があります。
[2013-11-13 追加]
アウトエッジ着地に関するわかりやすい記事
健康とトレーニング|ウェブリーグ
3、膝が外に割れるランニングはだめなのか
4、どうしたらそういう走りになるのか-その1
4、どうしたらそういう走りになるのか-その2
4、どうしたらそういう走りになるのか-その3
上記のインデックスページ
[2013-11-13 追加]
誤解の例(動画)
(実際は)アウトエッジで着地するアフリカ系ランナー
※これを「つま先着地」と呼ぶと、スキーで言う「エッジを立てる」が「つま先を立てる」になってしまう。
※親指が上がるのはアウトエッジなら自然な反応。
[2013-11-13 追加]
誤解の例(記事)
<ランの着地、かかとorつま先?> 金哲彦×吉野剛×善家賢 「フォアフット論争を決着せよ!」
金先生は大人の対応、吉野さんは「つま先着地」に無我夢中。善家さんは情報をまとめるお仕事。
これで決着つくわけないと思うが、アウトエッジ着地ってそんなに認知度低いの?
※少なくとも先の動画の着地を「つま先着地」と言って送信するのは公共の福祉に反すると思う。
■背景となる理論を参考にしたサイト
Team-PCS
【コラム】手足が大事!(3)足の構造は二階建
このページで紹介されている「BeMoLoシューズ」の主張が下記。
このくらいハッキリ言ってくれると判断しやすい。
足圧の移動は、「踵(かかと)から外側縁(小指、薬指側)に移動し、そして最後に拇指球(親指の付け根)から第1指(親指)へと移動して、地面から離れるのが理想」
■関連ツイート(古い順)
最大荷重のこなし方がわかってきた
stiff@seizezones足裏の仕組みが見えた。踵アウトエッジ→小指側→拇指球へ荷重が通過した瞬間、通過点全てで最大荷重を路面に与える。次の瞬間、反力を拇指球付近で受取り、指先は路面を軽く触れ離れる。土踏まずのアーチはバネとして反力受取りを助ける。速度が上がると、路面直下への荷重は減少し踵は使わなくて済む
2013/04/21 01:24:24
自由落下(遅い)ではなく、加速された高速な落下が必要。
stiff@seizezones走りは落下から始まり、落下エネルギーを瞬時に前方へ向ける為に足裏アウトエッジと股関節の外旋位を使う。膝抜きで次の落下が始まり、着地タイミングの遅れを無くす為に足裏アーチの伸張反射を使う。落下の連続で前に進み始めるが、その加速には股関節の内外旋を使い、大腰筋がそれを駆動する。
2013/05/28 23:56:58
裸足になると色々と良くわかる
stiff@seizezones雨、部屋で軽く足踏みしてたら、走りは股関節の回旋の上に成り立っているのに気が付いた。アウトエッジから拇指球への荷重移動も内転筋による膝ロックも、離陸時の足の巻き上がりも、腰の押し出しも、股関節の内側への回転に頼っている。この回転を使いこなさなければ脚の最大性能は発揮できない
2013/06/24 07:33:58
歩きでも同じ理屈なので、日常的に練習できる。
stiff@seizezonesノンブレーキこそが楽に走る為の条件となる。人の仕様はこの要件を満たす為に股関節外旋位でのアウトエッジ着地を用意している。ノンブレーキとは別の表現では「不安定」となるが、この着地はそれを十分に満たし、その不安定さは慣性力が補ってくれる。楽に走る為にはこの理屈の理解は重要と思う。
2013/06/28 11:42:35
左脚は右と比べて動きが悪いので色々苦労する。
stiff@seizezones左ミスファイアの原因判明。尻筋が強張って股関節の動きが悪かった。着地は外旋位でアウトエッジ(踵も含)から渦を巻くように小指球→拇指球へと荷重を流し衝撃エネルギーを吸収・圧縮、股関節が伸展&内旋したら土踏まず「ギュッ」で爆発させるが、渦巻きの動作不良で圧縮できず爆発が起きなかった
2013/10/09 20:01:27
最も裸足に近いMT00を購入、土踏まずの圧迫もなく足裏全体が使える。
stiff@seizezones買物ついでにMT00を試した。アウトエッジ(踵含)から荷重を渦巻状に誘導して土踏まずへ持っていくので、拇指球の裏あたりのソールが地面を叩く音がする。コンクリ上なら音無しだが、店舗フロアだとペタペタと音がする。歩きでも足裏の扱いは走りと同じなので音が出るのは仕方ないような気がする?
2013/10/16 17:53:30
裸足ランは環境的に無理だが、MT00なら十分それに近い練習が日常的にできる。
stiff@seizezonesMT00でお買い物。先の姿勢で歩いてみた。ゆっくり歩きたくても荷重がしっかり入るのでバネが効いて加速してしまう。腹筋系でタメを作れば低速状態が維持できる。そうなると着地位置をより後方にできるので、足先のアウトエッジが入る角度が浅くでき、ソールで地面を叩く音も消せる。いい鍛錬になる
2013/10/18 11:37:10
stiff@seizezonesMT00でお散歩。少し遠くの公園まで歩いた。外旋位アウトエッジ(踵含)から着地、足裏の渦巻移動と同期して股関節の内旋、腰が転がってお尻圧縮、脇腹圧縮と内旋が発動する土踏まずのギュッで最大荷重発生、同時に逆側の腰は脇腹伸展で前方に押し出され、着地側の最大荷重が反力として開放される!
2013/10/19 20:40:59
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